こんにちは!広報部長です。
キャラクターやアニメ、ゲーム、映画、アーティストなど、エンタテインメントとのコラボ商品は、今やさまざまな場所で見かけるようになりました。
大好きなキャラクターがいつものお菓子やコスメ、文具になっている。そんな商品を見つけると、思わず手に取ってしまいますよね!
コラボ商品は、ファンにとって「好きなものを身近に感じられる」特別な存在。限定デザインやコラボならではの仕掛けが加われば、「買っておきたい」「集めたい」「大切にとっておきたい」という気持ちが生まれます。
でも!ただ人気キャラクターのイラストが商品に載っているだけでは、魅力的なコラボ商品にはなりません!
大切なのは、IP(Intellectual Property = 知的財産)やキャラクターの世界観を大切にしながら、ブランドや商品そのものの魅力も引き出すことなのです。
T3デザインでは、これまで食品や化粧品、日用品、家電、エンタメ関連グッズなど、さまざまな商品でキャラクター・IPとのコラボレーションデザインを手掛けてきました。
※IP・版権の取得やライセンス手配ではなく、支給素材を活用したクリエイティブ制作を担当。クライアント様にてIP・版権をご手配いただき、ご支給いただいた素材・ガイドラインに沿って、商品デザインやイラストの書き起こしなどを行っております。
今回はそんな実績をご紹介しながら、「IPの世界観を、どうやって商品として成立させるのか」という視点から、キャラクター・IPコラボ商品のデザインについて考えてみますね◎
- IPの世界観を、どうやって商品にする?
- キャラクター・IPコラボの商品デザインで大切なことは?
- 【T3デザイン実績】魅力あふれるキャラクター・IPコラボ商品
- ビフェスタ 泡洗顔 ディープクリア/ブライトアップ/セラムモイスト エスターバニーデザイン(株式会社マンダム)
- 不思議な新食感 濃厚チーズ シン・ウルトラマン(株式会社なとり)
- Anker モバイルプロジェクター/モバイルバッテリー Star Wars™(アンカー・ジャパン株式会社)
- KOKUYO×PeppaPig コラボ文具シリーズ(国誉商業上海有限公司)
- 限定ミルクローション ペコちゃんデザイン(株式会社ミュゼプラチナム)
- 『龍が如く』オードトワレ(株式会社フィッツコーポレーション)
- RISINGWAVE BASIS × MULGA|(株式会社フィッツコーポレーション)
- クランキーポップジョイ<チョコバナナ>withクランキーぼうや(株式会社ロッテ)
- 渋谷 ハチチョコ(一般財団法人渋谷区観光協会)
- IPを商品として成立させる、T3デザインの強み
1. IPの世界観を、どうやって商品にする?

キャラクターやアニメ、ゲーム、映画、アーティストなどのIPと商品をコラボレーションさせるときに考えたいのは、「IPの魅力」と「商品の魅力」をどう掛け合わせるか? ということです。
例えば、キャラクターの人気だけに頼ってしまうと、「キャラクターが描いてある商品」にはなっても、その商品ならではの魅力が弱くなってしまうことがあります。
反対に、商品のブランドらしさばかりを優先すると、せっかくのコラボなのに「いつもの商品にキャラクターを加えただけ」という印象になってしまうことも。
そこで重要になるのが、
IP × ブランド × 商品 × ファン
という4つの視点です。
キャラクターや作品が持つ世界観を理解する。
ブランドがもともと持っているらしさを活かす。
商品カテゴリーとしての魅力をきちんと伝える。
そして、ファンが「欲しい」と思える理由をつくる。
この4つがうまく重なったとき、単なる「コラボグッズ」ではなく、そのIPだからこそ成立する商品が生まれるのではないでしょうか。
2. キャラクター・IPコラボの商品デザインで大切なことは?
2-1. IPの「なぜ好きなのか」を理解する

まず何より大切なのが、コラボするIPやキャラクターをきちんと理解すること!これに尽きます。
どんな特徴を持っているのか。
どんな性格なのか。
どんなストーリーや世界観があるのか。
そして、ファンはそのキャラクターのどこに魅力を感じているのか。
単に「人気のキャラクターだから」という理由だけでは、世界観に寄り添ったデザインはつくれません。デザインする側もキャラクターの魅力を理解し、「なぜこのキャラクターが愛されているのか」を掘り下げることが大切です。
もちろん、IPとのコラボレーションでは、権利元によるレギュレーションやデザイン監修が入るケースもあります。使用できるイラストや色、表情、ポーズ、ロゴの扱いなど、守るべきルールはさまざま。それらを正しく理解したうえで、限られた条件の中からデザインの可能性を探っていくのです◎
2-2. キャラクターを「載せる」のではなく、商品と関係づける

キャラクターと商品を組み合わせるときは、「商品にキャラクターを載せる」だけで終わらせないことも重要なポイント。
例えばスキンケア商品なら、キャラクターがスキンケアをしている姿。お菓子なら、おいしそうに商品を食べている姿。ゲームや映画に登場するキャラクターなら、その世界観を感じさせるモチーフを商品に取り入れる。などなど、キャラクターと商品との間にストーリーや関係性をつくることで、コラボレーションそのものに意味が生まれます。
ただし、キャラクターの版権の扱いはケースによって異なります。商品のコンセプトやパッケージに合わせて新たな描き起こしができる場合もあれば、描き起こしができず、用意された素材集のなかから商品との親和性が高いイラストやポーズを選んで使用する場合も。
そのため、使用できる素材や表現の範囲を確認したうえで、「限られた素材をどう商品に生かすか」まで含めてデザインを考えることが大切です。素材の選び方やレイアウト、色、背景のつくり方を工夫すれば、描き起こしができない場合でも、キャラクターと商品の世界観を自然につなげることができますね◎
「キャラクター+商品」ではなく、「キャラクター × 商品」にする。
これが、コラボならではのデザインを考えるうえでとても大切なんです◎
2-3. ブランドらしさも消さない

もちろん、コラボするブランドの存在も忘れてはいけません!
キャラクターの世界観が強いからといって、コラボである以上はブランドらしさをすべて消してしまうわけにはいきませんよね。
ここで大切になってくるのは、「IPの世界観 × ブランドの世界観」をどう融合させるか。
例えば、普段はシンプルで洗練されたブランドなら、そのトーンを残しながらキャラクターの魅力を加える。ポップで楽しいブランドなら、キャラクターの色やモチーフを大胆に取り入れて、さらに世界観を広げるなど、どちらか一方に寄せるのではなく、双方の魅力が引き立つ着地点を探すことが、コラボレーションの面白さでもあります。
また、キャラクターの魅力にブランド側が「便乗している」ように見せないこともすごく大切な視点です。「このブランドと、このキャラクターだからこそ成立する」と感じられる関係性をデザインできると、コラボレーションの価値がより高まり、コラボの甲斐が生まれます。
2-4. ファンが「欲しくなる理由」をつくる

コラボ商品ならではの楽しみといえば、やっぱり「限定感」や「コレクション性」。「この期間だけ」「このデザインだけ」という特別感は、ファンにとって購入する大きなきっかけになります。
また、
複数のデザインを展開する
並べるとひとつの絵になる
キャラクターごとにデザインを変える
限定カラーを採用する
箔押しやホログラムなど特殊加工を取り入れる
スリーブや外箱など、パッケージそのものを楽しめる仕様にする
など、「手元に置いておきたい」と思える仕掛けも効果的。もちろんただ豪華にすればいいというわけではありません。大切なのは、ファンにとって「なぜこの商品を持っていたいのか」という理由をデザインすること。
デジタルコンテンツを楽しむ機会が増えた今だからこそ、実際に手に取れる「モノ」としての所有欲を満たすことも、コラボ商品の大きな役割になっています。
2-5. 「グッズ」ではなく「商品」として成立させる

そして、T3デザインが特に大切にしているのがここ!ここなんです!!
キャラクターコラボだからといって、キャラクターだけが目立てばいいわけではありません。食品なら「おいしそう」。コスメなら「使ってみたい」。家電なら「(便利で)かっこいい」。文具なら「持ち歩きたい」。それぞれの商品カテゴリーには、それぞれの魅力があります。そこにIPの魅力を掛け合わせることで、初めて「欲しい商品」になるんです。
つまり、「キャラクターグッズをつくる」のではなく、「キャラクターの魅力を商品にする」。この視点が、コラボ商品をデザインするときには欠かせないんです!
3.【T3デザイン実績】魅力あふれるキャラクター・IPコラボ商品
さてここからは、実際にT3デザインが手掛けたキャラクター・IPコラボの事例をご紹介しますね◎
食品、化粧品、家電、文具など、さまざまな商品にIPの世界観を落とし込んでいるんですよ。
3-1. ビフェスタ 泡洗顔 ディープクリア/ブライトアップ/セラムモイスト エスターバニーデザイン(株式会社マンダム)
店頭で瞬時にコラボアイテムであることが伝わるよう、インパクトのある大胆なレイアウトと世界観の構築にこだわりました。
エスターバニーに登場する3キャラクターが持つ、個性豊かで愛らしいビジュアルをボトルの前面に大きく配置。それぞれのSKUごとにキャラクターのイメージカラーを鮮やかに連動させることで、全種類を並べたくなるような楽しさを演出しています。
さらに、背景にはエスターバニーの世界観をぐっと際立たせるキュートなハートの総柄をあしらい、毎日の洗顔タイムが楽しみになるような、ターゲットの心に響く特別感あふれるパッケージに仕上げました。
3-2. 不思議な新食感 濃厚チーズ シン・ウルトラマン(株式会社なとり)
映画『シン・ウルトラマン』の公開に合わせ、期間限定で発売されたタイアップ商品のパッケージデザインです。
映画の予告ビジュアルを参考に、コピーの入れ方やチーズの前に静かに佇むウルトラマンの構図を設計。パウチ自体の素材感を活かしたメタリックなシルバーと深みのあるレッドを組み合わせ、一目で『シン・ウルトラマン』を感じられるデザインに仕上げました。
キャラクターを大きく見せるだけではなく、映画の世界観をパッケージ全体で表現することを意識しています。
3-3. Anker モバイルプロジェクター/モバイルバッテリー Star Wars™(アンカー・ジャパン株式会社)
モバイルプロジェクターとモバイルバッテリーのグラフィックを担当しました。
モバイルプロジェクターは、円柱型のボディに合わせてR2-D2の立体的なグラフィックをオリジナルで書き起こしました。一方、モバイルバッテリーは、Star Warsファンだけでなくガジェット好きの大人にも楽しんでもらえるよう、キャラクターを選定。製図のようなグラフィックを採用し、キャラクターの魅力を残しながらも、シンプルでスタイリッシュなデザインを目指しました。
「キャラクターらしさ」と「プロダクトらしさ」の両立を考えた事例です。
3-4. KOKUYO×PeppaPig コラボ文具シリーズ(国誉商業上海有限公司)
イギリス発の幼児向けアニメ『ペッパピッグ』とコクヨのコラボ文具シリーズ。「パーティー」をテーマに、可愛らしさや華やかさを際立たせたシリーズと、ビビッドでポジティブなシーンを表現したシリーズの2ラインでデザインしました。それぞれのシリーズでトーンを統一し、持っているだけで気持ちが明るくなるような、ペッパピッグのカラフルで楽しい世界観を表現しています。
単品だけでなく、シリーズとして並べたときにも世界観が伝わる設計を意識しています。
3-5. 限定ミルクローション ペコちゃんデザイン(株式会社ミュゼプラチナム)
ミュゼコスメ9周年を記念した、ミルクローションとペコちゃんのコラボレーション。2種類のボトルには、それぞれ異なるシーンを設定しました。ひとつはミルクローションでボディケアをするペコちゃん。もうひとつは、お気に入りのワンピースでポコちゃんやドッグとお出かけするペコちゃんです。
外箱は牛乳パックの形状を活かし、ペコちゃんのおうちをイメージしたイラストをデザイン。2つを並べるとイラストがつながる仕掛けも取り入れました。
キャラクターを商品に描くだけではなく、「ペコちゃんと一緒に毎日のケアを楽しむ」という体験へとつなげています。
3-6.『龍が如く』オードトワレ(株式会社フィッツコーポレーション)
ゲーム『龍が如く』のキャラクター、真島吾朗をイメージしたオードトワレのパッケージです。
過去と現在を対比させた2バージョンのビジュアルを制作し、それぞれのモチーフや色を対応させることで、並べたときにもつながりを感じられるデザインに。異なるデザインを集めたくなる、コレクション性を意識したパッケージに仕上げています。
3-7. RISINGWAVE BASIS × MULGA|(株式会社フィッツコーポレーション)
大人の上質さを追求したRISINGWAVE BASISと、オーストラリアのアーティストMULGAによるコラボレーション。BASISが持つ研ぎ澄まされたシンプルで透明感のある世界観に、MULGAの遊び心あふれるアートを掛け合わせました。
どちらか一方の世界観に寄せるのではなく、異なる個性を持つ2つのブランドの魅力を融合させることで、新しいパッケージの表情を生み出しています。
3-8. クランキーポップジョイ<チョコバナナ>withクランキーぼうや(株式会社ロッテ)
こちらは「クランキーぼうや」を主人公にしたパッケージデザイン。
夏の風物詩である縁日のチョコバナナをイメージし、花火と一緒に弾けるチョコ粒のようなシズルを取り入れました。
キャラクターと一緒に過ごす「夏」というシーンまで描くことで、単にキャラクターを配置するのではなく、商品そのものの季節感とキャラクターの存在を結びつけています。
3-9. 渋谷 ハチチョコ(一般財団法人渋谷区観光協会)
渋谷区観光協会の公式土産「渋谷 ハチチョコ」のパッケージデザイン。チョコレートらしいブラウンを基調に、スクランブル交差点や渋谷のランドマークをグラフィックで表現しています。さらに、渋谷区公認パブリックデータ「シブヤフォント」をパッケージデザインの一部に採用。
キャラクターIPとのコラボとは少し異なりますが、地域そのものが持つ世界観を商品にするという意味では、IPの商品化と共通する考え方を持った事例です。
4. IPを商品として成立させる、T3デザインの強み
キャラクターやIPとのコラボレーションでは、単純にキャラクターをグッズに落とし込むだけではなく、「IPの世界観を理解する」「ブランドの魅力を活かす」「ファンが欲しくなる仕掛けをつくる」などさまざまな視点が必要になります。
市場には、グッズ制作を専門とする会社や、IPプロデュースを専門とする会社もあります。そのなかでもT3デザインが強みとしているのは、パッケージ・食品・化粧品・日用品など、実際の商品をデザインしてきた経験です。
「このキャラクターを使って何をつくるか?」という企画の段階
から、「その商品をどう見せるか?」「ブランドとどう融合させるか?」「パッケージだけでなく、販促物までどう展開するか?」というところまで、商品そのものを見ながら考えることができるんです!
T3デザインが目指しているのは、「グッズをつくる会社」ではなく、「IPの魅力を商品として成立させるデザイン会社」。
キャラクターや作品の世界観を大切にしながら、ブランドや商品の魅力も引き出し、ファンに「欲しい」と思ってもらえる形へ導きたいと考えています◎
キャラクターやIPとのコラボレーションをお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね!










