こんにちはー!広報部長です◎
高級感のあるパッケージを開けるとき、ちょっと特別な気持ちになりますよね。
ギフトとしてもらったときの嬉しさはもちろん、使い終わったあとも箱を取っておきたくなったり、部屋に置いておくだけで気分が上がったり。美しいパッケージデザインには、商品の価値そのものを高めてくれる力があります。
では、「高級感のあるパッケージデザイン」とは、具体的にどんなデザインなのでしょうか?
ゴールドやシルバーを使う。箔押しを施す。厚みのある紙を使う。余白をたっぷり取る…こうした素材や加工は、もちろん高級感を演出するための有効な手法です。でも、「高級に見せること」だけが目的になってしまうと、必ずしも魅力的なパッケージデザインにはなりません!
大切なのは、その商品を使う人がどんな人なのか、どんな場所で、どんな気持ちで手に取るのかまで想像すること。たとえば、ラグジュアリーホテルのような華やかさが似合う商品もあれば、暮らしになじむ静かな上質さが似合う商品もあります。
そこで今回は、T3デザインが手がけたパッケージデザインの中から「高級感」に注目して事例をご紹介。素材・色・加工だけでなく、ターゲットの暮らしや使用シーンまで考えた「上質さのつくり方」について解説します◎
1. 高級感のあるパッケージデザインとは?

高級感のあるパッケージデザインと聞くと、どんなデザインを思い浮かべますか?
ゴールドやシルバーを使った華やかなデザイン、ブラックを基調とした重厚感のあるデザイン、細かな装飾や箔押しを施したデザインなどなど、確かにこうした表現は「高級」「プレミアム」「ラグジュアリー」といった印象をつくるのに効果的です。
でも!高級感=装飾が多い、派手、重厚というわけではありません!
たとえば、白を基調に余白を大きく取ったシンプルなデザインでも、紙の質感や文字の美しさ、印刷の繊細さによって、十分に上質な印象をつくることができます。逆に、ゴールドや特殊加工をたくさん使っていても、商品やブランドに合っていなければ「派手」「重たい」と感じられてしまうこともあります。
つまり、高級感のあるパッケージデザインを考えるときに大切なのは、「何を足せば高級に見えるか」ではなく、「この商品にとって、どんな上質さがふさわしいか」を考えることなんですよ◎
2.「高級に見せる」だけではない。T3デザインが考える上質さ

T3デザインでは、パッケージをデザインするときに、単純に「高級そうに見えること」をゴールにはしていません。大切にしているのは、ターゲットが実際に商品を使うシーンを想像することです。
たとえば、30代の女性が自宅の洗面台で毎日使うスキンケア商品なら、ホテルのような非日常的なラグジュアリーさよりも、暮らしの中に自然になじみながら、見るたびに「ちょっといいもの使ってるんだな」と感じられるデザインのほうがぐっとくるのではないでしょうか。
一方で、特別な日のための香水やギフト商品なら、開ける瞬間から気持ちが高まるような華やかさや、非日常感が求められるでしょう。「高級感」と一言でいっても、その商品の価格帯やブランドコンセプト、売り場、ターゲット、使用シーンによって、目指すべき表現は変わります。
だからこそ、素材や色、加工方法を先に決めるのではなく、
誰が使う商品なのか
どこで使うのか
どんな気持ちになってほしいのか
どんなブランドとして認識されたいのか
競合商品と並んだとき、どう見えてほしいのか
などの要素を整理したうえで、デザインを考えていくんです。その結果として決まるのが、素材や加工、色、フォント、余白、パッケージ構造。つまり因果が逆、なんです!
ではここから、実際にT3デザインが手がけた「高級感を感じられる」事例をご紹介しますね◎
3. ラグジュアリーなパッケージデザイン
3-1. ヴァシリーサ ヌード ワン レモンケーキ オードパルファム(株式会社フィッツコーポレーション)
レモンをイメージしたカラーリングに、スイーツのコーティングを想起させるような艶感を加えることで、見ているだけで甘い香りが漂ってくるような印象に。さらに、苦味や酸味を感じさせるような「くすみ」を取り入れることで、ただ甘いだけではない、大人の女性に響く深みを演出しています。
「Lemon Cake」の表記には、まるでパティスリーのような洗練されたフォントを選定することで、とことん美味しそうな雰囲気を追求しています。また、箱の側面にパウンドケーキから着想を得た淡い色味を採用し、パッケージ全体に統一感と落ち着きを与えました。
ボトル本体にはシュガーコーティングをイメージしたホワイトのグラデーション塗装を施すことで、香りだけでなく視覚からも「レモンケーキ」の特別感と洗練された甘さを魅惑的に表現しています。
3-2. THE NMN 20000 PREMIUM +/THE NMN 10000 PREMIUM +(株式会社TOKYO通販)
株式会社TOKYO通販様のNMNサプリメント「THE NMN 20000 PREMIUM +」、「THE NMN 10000 PREMIUM +」は、「THE NMN 5000 PREMIUM 」のシリーズ商品です。ワンランク上のプレミアムバージョンとしての品質感を、マットシルバーの化粧箱に箔押しのシンボルで表現しました。シンプルで上品な化粧箱を開けた時に現れる華やかなグラフィックは、あふれるエネルギーと特別感を演出します。パウチが箱に収められている、それだけでももう「特別」ですよね!
3-3. BRIGHTENING REVITALIZING FIRMING FACIAL MASK(吉田製薬株式会社)
中国で販売されるフェイシャルマスクのパッケージデザイン。YOSHIDA がこだわる「製品そのものの効果」をビジュアルで表現しました。「要塞」をモチーフにしたロゴマークで、老化や糖化から肌を守り、ずっと若い肌でいられることを表します。ベースの深い青で「沈静」を表現。肌が本来の美しさに落ち着く様子を伝えるために、色選びにこだわっています。シンプルな佇まいで若さを守る機能性を担保しながらも、さりげないラグジュアリーさを感じさせるデザインです。
3-4. HEPARiCiE(株式会社ヘパリシエ)
ヘパリン類似物質を配合した、次世代型ヘパリンUVスキンケアシリーズ、『HEPARiCiE(ヘパリシエ)』です。HEPARiCiEの頭文字「H」をモチーフにした輝く回転文様は、時間無制限の美を象徴し、1日中肌が受け続けるヘパリンの恩恵を表現しています。時間に限りのない美しさを肯定してくれるような、シンボリックな存在感を演出。さりげないキャップのマットな蒸着表現と、シンプルながら繊細な色合いも、効果への確かな信頼を感じさせます。
3-5. PARABIO AC SERUM SAJ(株式会社ヤクルト本社)
ヤクルトブランドの最高峰美容シリーズPARABIO(パラビオ)。そのPARABIOシリーズから発売する「PARABIO AC SERUM SAJ(パラビオ ACセラム サイ)」のキービジュアル、コピーライティング、販促プロモーション、研修用資料、紹介動画を一式、T3デザインが担当しました。キービジュアルは最高峰美容品にふさわしく、輝きと影で期待感をシンプルに表現。プロダクトを大きく魅せるトリミングで美しさと品質に対する自信を表しています。また、全ての販促物のトーンを揃え、シリーズ全体を通して最高級の気品を携えたデザインにまとめました。
4.華やかな印象のパッケージデザイン
4-1. 香りのいちしる(株式会社シンクロ)
デザインの核となっているのは、江戸時代の歌舞伎文化です。一見すると美しい和柄のようですが、実は3つの味(「香り」「あご」「野菜」)を、歌舞伎を構成する「女形」「男形」「敵役」に見立てており、鰹節を持った女性(香り)、隈取を施した荒事(あご)、野菜を持った鬼(野菜)といった、遊び心あふれるモチーフが隠されているのが分かります。
使用している和柄は歌舞伎の衣装から取り入れ、色は日本の伝統色で構成することで、本格的な和の雰囲気と上品さを表現しました。
さらに、タイトル周りにはゆったりとした余白をたっぷりと設けてメリハリを出すことで、モダンで洗練された印象に仕上げています。また、輝きを抑えた上品な金色を一部に取り入れることで、派手になり過ぎない高級感を演出しています。
4-2. 舜华湘品堂湖南省/临武鸭ギフトボックス(湖南临武舜华鸭业发展有限责任公司)
中国で販売するギフトボックスの化粧箱デザインです。「湘品堂湖南省ギフトボックス」は「湘品堂」の店舗の特徴である赤と白のインテリア(ルーバー)を想起させるストライプパターンで取り入れ、湖南省のユネスコ世界遺産にも登録されている武陵源(ぶりょうげん)を抽象的に表現しています。何千年も変わらぬ姿で人々を魅了する荘厳さと、現代的でグラフィカルな表現を融合させ、湖南省の歴史と新しさの両方の魅力を反映しました。「舜华临武鸭ギフトボックス」は飛翔する鴨の群れを文様のような象徴的なイラストで描出し、赤と白の大胆なコントラストが売り場で目立つ、縁起の良さを感じさせるデザインです。
4-3. COURONNE e-order choice(株式会社大和)
カードタイプのカタログギフトの引出物『COURONNE(クロンヌ)e-order choice』のデザインです。パッケージにはBOXタイプと封筒タイプがあり、それぞれ開けると色とりどりの花々が溢れ出るような仕組みになっています。また、販促物のパンフレット、ウェブサイトには、同じ花を使ったブーケの写真をメインに、幸せの花で満たされたデザインに仕上げました。
4-4. 2019年 冬限定メイク(株式会社ファンケル)
2019AWに数量限定で発売された冬限定メイクコレクション(フェイスパウダー、ルージュ、チーク、ネイル)です。「ミッドナイトフラワー」というテーマを、冬を思わせる上品な深いブルーと、鮮やかな花々のコントラストで表現したダイナミックなデザインです。ポイントでゴールドの煌めきをあしらうことで全体を統一しつつ、キラキラとした光が集まったような、華やかで妖艶な世界観を作り上げます。アイテムごとに個性のあるデザインで、すべて集めたくなるような、女性の心をくすぐるメイクアイテムです。
5.シンプルで上質な雰囲気のパッケージデザイン
5-1. 次世代まつ毛美容液 Valery(株式会社RMH)
強く美しいまつ毛を育む、まつ毛美容液史上初の”使い切り綿棒型”まつ毛美容液です。使い続けることでハリコシのあるまつ毛へ導く様子を、生命力あふれるゴールドの輝きで表現しました。側面には商品の特徴である綿棒型をアイコンで入れることで、オリジナリティを持たせます。質感のあるマットブラックが高級感を底上げし、毎日のケアが贅沢なひとときになるような特別感を与えてくれるデザインです。
5-2. 金目鯛ごはんの素(有限会社 渡辺水産)
ちょこんと付いた金目鯛がアクセントのシンプルなパッケージデザイン。開くと、出汁の海が広がります。中面にはメッセージを落とし込み、作り手の背景を感じながら食べて欲しいという想いを込めました。家庭用としても、贈り物やお土産としても使用できるパッケージデザイン。中身の贅沢さをしっかり表現しています。
5-3. HILLA(Little Sister Photography)
生後28日間の特別な時期である新生児期。その一瞬を写真に刻むニューボーンフォトグラファーでもあるクライアントが立ち上げた、オーガニックコットンを使った新生児用と低体重用(死産児対応)のセレモニードレスブランドのロゴとパッケージデザインを担当しました。お母さんの心にそっと寄り添う商品を作りたいというクライアントの想いから、「包まれるやさしさ」をコンセプトにデザインしました。抱っこされた赤ちゃんや、ゆらゆらと揺れるゆりかご。そんな包みこまれる心地良さからイメージしたロゴや、温もりある布張り製のギフトボックスで、お母さんの優しい愛情をシンプルに伝えるデザインに仕上げました。
5-4. 薬用美白 ちゅらさんご(有限会社マイケア)
沖縄のサンゴの成分を配合したパック洗顔です。サンゴを思わせる優しいイラストで全体を包み、自然の恵みを印象付けるようデザインしました。質感を大切に、外箱もチューブもマットにすることで、高級感あるパッケージに仕上がりました。ロゴは波を思わせる柔らかな流れを意識しています。
オールインワンクリームは、サンゴ柄やマットな質感、ゴールドのラインといった前作のデザイン要素を踏襲しつつ、容器の形状に合わせてロゴを縦組みから横組みへと変更しました。
ライン使いしたくなるような一体感と、洗練された印象を両立させたデザインです。
6.高級感のあるパッケージに仕上げる4つのポイント
高級感のあるパッケージデザインをつくるとき、重要なのは「高級そうなものをたくさん足す」ことではありません、というお話をしましたよね。商品やブランドに合った「上質さ」を考えて、そのイメージに合わせて素材や色、加工、構造を選んでいくことが大切。もうちょっと具体的に整理しましょう。
6-1.「誰の」「どんな時間」を彩る商品なのか?

高級感について考える前に、まずターゲットと使用シーンを整理します。
特別な日に使う香水
毎日のスキンケア
大切な人に贈るギフト
自分へのご褒美として購入する食品
日常の中で少し気分を上げる美容アイテム
どうでしょう、似合う「高級感」はそれぞれ違いますよね。
毎日使う商品なら、生活空間になじみながら、手に取るたびにちょっと嬉しくなるような上質さ。ギフトなら、箱を開ける瞬間の期待感まで含めた特別感。
こんなふうに、「その商品が使われる時間」から逆算してパッケージデザインを考えることが、T3デザインでは大切だと考えています。
6-2. 素材や色で「触れたときの上質さ」をつくる

高級感を左右するのが、紙や容器などの素材です。
厚みのある紙や布張り、マットな質感、光沢のある素材など、触ったときに感じる質感は、見た目だけでは伝わらない商品の価値を補ってくれます。
そして何より色も重要!ブラック、ダークブルー、ボルドー、ゴールド、シルバーなどは高級感を演出しやすい色です。でも、必ずしもこれらを使わないと高級感が出ない、というわけでもないんです。商品のブランドカラーやターゲットに合わせて、淡い色や自然な色味で上質さを表現することも十分可能です◎
6-3. 箔押し・エンボスなどの加工は「使う意味」を考える

箔押しやエンボス、デボス、グロス、マットなど、パッケージにはさまざまな加工があります。これらを組み合わせることで、視覚だけでなく触覚にも訴えかけるデザインが可能。ただし、加工を増やせば増やすほど高級になるわけではありません!
たとえば、マットな紙にブランドロゴだけ箔押しにする。あえて光沢を抑えて特定の部分だけ光を反射させる…そんな引き算によって生まれる上質さもあります。
「この加工を入れることで、商品のどんな価値が伝わるのか」まで考えることがポイントですね◎
6-4.「開ける体験」までデザインする

高級感は、店頭で見た瞬間だけで決まるものではありません。
箱を手に取る→開ける→商品を取り出す→使い終わったあともパッケージが目に入る。
そんな一連の体験までデザインすることで、商品の印象はさらに豊かになります◎
マグネットフラップ、引き出し型、リボンタイなど、構造そのものを工夫する方法もありますね。
T3デザインの実績である「THE NMN 20000 PREMIUM +」や「COURONNE e-order choice」のように、箱を開いたときにグラフィックが現れる仕掛けもそのひとつです。
ただし、ここでも大切なのは「特別な構造にすること」ではありません。その商品を使う人にとって「本当に嬉しい体験」になるのか、そこまで考えて構造を選ぶことが求められるんです◎
7. 高級感のあるパッケージデザインならT3デザインへ!
高級感のあるパッケージデザインにしたいと考えた時、ゴールドを使う、箔押しをする、黒くする…といった方法を思い浮かべるかもしれません。もちろん、そうした表現もひとつの方法です。
でも、T3デザインが考える「高級感」は、それだけではありません。
その商品を誰が使うのか。
どんな場所で使うのか。
どんな気持ちになってほしいのか。
ブランドとしてどんな価値を届けたいのか。
そこまで考えたうえで、素材、色、加工、フォント、余白、形状、開ける体験などを組み合わせていきます。
だからこそ、目指すのは「とにかくリッチに見えるパッケージデザイン」ではなく、ターゲットの暮らしになじみながらも、手に取るたびに上質さを感じられるパッケージデザインが実現するんです◎
「高級感を出したいけれど、どんなデザインが自社の商品に合うかわからない」
「価格帯にふさわしいパッケージにリニューアルしたい」
「プレミアム感は出したいけれど、派手すぎるデザインにはしたくない」
そんなご相談も、ぜひT3デザインにお聞かせください!
化粧品、食品、ギフト、日用品など、さまざまなジャンルのパッケージデザインを手がけてきた経験をもとに、商品そのものの魅力だけでなく、その商品を手にする人の体験まで考えたパッケージデザインをご提案します。
「こんな雰囲気にしたい」というイメージ段階からでも大丈夫です◎
まずはお気軽にお問い合わせくださいね。























