2023/12/27公開
2025/11/26更新
こんにちは、広報部長です。
「この商品のパッケージを誰かにデザインしてほしいなあ」と思ったとき、最初にどうやってデザイナーを探しますか?
ネットが発達した世の中ですから、ちょっと調べれば魅力的なデザイン実績を掲げてるデザイナーさんがたくさん出てきます。インスタなんかで好みのデザイン実績を持っているフリーランスのデザイナーさんを探し出して、業務委託で…というのもいいですよね。距離の近い、ざっくばらんな打ち合わせができそうですし、そうやって力をつけてきたアーティストさんもたくさんいらっしゃいます。
そんなある意味よりどりみどりな社会。T3デザインのような「デザイン会社」に依頼をかけるのは、お値段も張りますし、特に初めての場合は敷居が高く感じられるかもしれません。だからこそ今、パッケージデザインを「業務委託」ではなく「デザイン会社に依頼」することのメリットについて、そしてもちろん私たちT3デザインの魅力についてもお話しさせていただきたいなあと思うんです!
どうぞご一読ください◎
1. 業務委託デザイナーにパッケージデザインを依頼するのって、だめなの?
そんなことはありません!
個人のデザイナーに依頼する
インハウスデザイナーがデザインする
どちらもちゃんとメリットがあります。特に旧知の仲のデザイナーさんなら、ブランドの核となる価値を深く理解してくれているはず。わざわざ言わなくてもよしなにしてくれることもたくさんあるでしょうし、何より言語化しづらい「いつもの感じ」をなんとなく汲み取ってくれるでしょう。それってすごい強みです。
しかし、デザインを専門とする会社に外注することにだって、利点があるんです。新しい視点を導入したり、最新のデザイントレンドをキャッチして取り入れることも可能。各方面の専門家が一丸となって取り組みます。
つまり、高度な専門知識が集まる「デザイン会社」なら、ブランドを市場で際立たせるのに必ずお役に立てますよ、ということなんです!
デザイン会社に依頼するメリットについて、この次の項でもっと具体的にお話ししますね。
2. 「デザイン会社」にデザインを依頼する7つのメリット
2-1. 複数の専門家による総合力
パッケージデザインひとつとっても、なかなか「デザインだけ」では事足りません。デザイン会社にはそれぞれのプロフェッショナルが在籍しており、チームでプロジェクトに関わります。
アートディレクター
グラフィックデザイナー
コピーライター
フォトグラファー
プロジェクトマネージャー
などなど、1人ではカバーしきれない専門性を統合し、「売れるパッケージ」へ総合的に仕上げることができるんです。そのほかT3デザインでは、印刷会社や紙の業者、ボトルの造形からモデルさんの手配まで、幅広い業界と太いつながりがあるため、まさに企画から販売までをカバーすることができます。
T3デザインのできることについてはこちら
2-2. 戦略・マーケティングに基づいたデザイン提案
多くのデザイン会社はプロジェクト開始時に、市場調査、ターゲット分析、競合棚分析、ブランドポジションの定義などの戦略部分まで踏み込みます。個人のデザイナーさんでもある程度カバーしてくれる方もいますが、ほとんどは「与えられた情報を元に作る」ことが多いのに対し、デザイン会社では「そもそも何をどんな方向性にすべきか?」から整理することができます。
つまり、より「売り場で勝てる」パッケージが生まれやすくなるということですね!
2-3. 品質管理の精度が高い
パッケージは紙のデザインだけの問題ではなく、材料(フィルム・紙・蒸着など)、印刷方式(グラビア・オフセット)、色の再現性、バーコードや表示法規のチェックなど、多くの実務知識を必要とします。
デザイン会社は印刷会社とのやり取りに慣れており、色校正〜量産までの品質管理が圧倒的に安定しています。なので「デザイン自体はすごくよかったんだけど、実物にしてみたら…思ってたんと違う!」が起こりにくいんです。
2-4. スケジュール・進行管理の確実性
企業にとっては「いつ納品されるか」がとても重要。デザイン会社には専任のディレクターがいるので、納期の遵守はもちろん、ミーティングの設定、データ管理、修正対応のスピードなどが「ビジネス的に」しっかりしています。
チームなので、1人が倒れてしまうとすべてがストップしてしまう→納期にダメージ!というリスクも最低限です。
2-5. 企業としての安心感がある
デザイン会社は、企業としての信用・責任体制、契約書、セキュリティ、著作権処理、トラブル対応の明確化などが会社として整備されています。信頼性を担保しているというのが企業の強み。
だから、大企業や食品メーカーはリスク管理の観点からデザイン会社を選ぶことが多いんですね。
2-6. ブランド全体を見据えた提案ができる!

デザイン会社には、パッケージだけでなく、ロゴやブランドガイドライン、店頭ツール、商品シリーズ展開、webサイトなど、ブランド全体設計を一貫して依頼することが可能。結果として「ブランドとしてのまとまり」が演出できるんです。
そう、これが「ブランディング」。T3デザインの最も得意とする分野です!!
2-7. 社内の説得材料として「強い」

デザイン会社が作った資料は、説得力のある戦略付きプレゼンであったり、論理構成の整った提案書がセットで準備されるため、社内稟議や上層部の承認が通りやすいです。これは実務上、実はかなり大きなメリットです。
T3デザインにとっても、オリエンはとても大切。はっとしていただけるような資料づくりを心がけておりますよ◎
3. まるっと担当しました!T3デザインの抱括的デザイン事例5選
3-1. POLBAN(ラッキー工業株式会社)
ラッキー工業株式会社様は、1934年(昭和9年)に創業。「おんぶひも」を製品化したベビーキャリアのパイオニア企業です。1967年には米国で特許を取得し、現在まで様々な生活シーンに対応した抱っこひもを開発し、育児の新しいスタイルを提案し続けています。
その経験とテクノロジーを駆使して開発されたのが、ヒップシート「POLBAN」。育児期に何度も繰り返される「抱っこ」の負担を減らし、子どもとの生活を快適に楽しい思い出に変えてくれるアイテムです。
T3デザインが今回ご依頼いただいたのは、そんな「POLBAN」そのもののブランディングでした。
ターゲットは、マタニティ期のママ・パパと育児中のママ・パパです。近年、子育て市場は高価格化や海外メーカーの参入が加速しており、各メーカーはこぞってさまざまなアイテムを開発しています。抱っこひもやヒップシートも例外ではなく、赤ちゃん用品・キッズ用品売り場には、海外メーカーから国産メーカーまで、商品がひしめきあっているような状況です。
その中で「POLBAN」の魅力をいかに伝えるか。独自性を主張しつつ、ママ・パパの、家族の理想とする生活が延長線上に見える、そんなコミュニケーションを目指しました。
3-2. LIDEF(株式会社リベルタ)
高度なテクノロジーを駆使し、過酷な環境に快適に適応できる衣類ブランドのビジュアルを手がけました。ロゴ、キービジュアル、デザインレギュレーションを制作し、ブランドのビジュアル伝達のベースをクライアントと組み立てさせていただきました。ロゴについては機能性衣料ブランドLIDEFのロゴ、ブランド内で展開される4つのシリーズロゴの計5つのロゴリデザインを行いました。共通していたのは、環境に合わせて素材が変化する事。変化をフックに、ロゴデザイン自体がグラデーションに変化するイメージでデザインしています。
各キービジュアルは、ハードな印象で作り込むことによって、高度なテクノロジーを想起させるよう仕上げました。映画のワンシーンを切り取ったような魅せ方にすることでユーザーの期待値を高めていくビジュアルを目指しました。
3-3. Coculme(株式会社ヤクルト本社)
ヤクルト様の新ボディケアブランド「Coculme(コクルム)」の容器デザイン、パッケージデザイン、WEBサイト、動画、販促物のデザインを担当いたしました。大人の乾燥肌をうるおいヴェールでくるむ、というキーワードから「繭のように優しく包み込む」をコンセプトに容器とKVをデザインしました。それらをベースに、WEBサイト、販促用チラシ、ヤクルト様で使われる社内向けの研修用テキスト、使い方の説明用動画へ展開しました。Coculmeというブランドに上品な佇まいと、うるおいで包み込むような優しさを感じられるよう、全てのデザインのブランディングを行いました。
3-4. be family(株式会社be family)
結婚相談所事業を展開する株式会社be familyのブランディングを担当しました。
be familyは、系列グループで結婚式を挙げた方や関係者からのご紹介のみに限定した、紹介入会制の結婚相談所です。ディスカッションを重ね、「1/1のなっとく成婚」というコンセプトを軸に、ブランドストーリーとしてまとめました。
ロゴデザインでは、余白を設けることで「一人ひとりの思いを受け入れる大らかさ」を表現するとともに、「どんな家族になりたいか」を書き込めるスペースとしています。これにより、自分にとっての良いパートナーを見つけるきっかけを提供し、未来へ一歩を踏み出す決意を固めるアクションにもつながります。また、「b」や「a」に指輪をモチーフとしたあしらいを加えることで、結婚相談所らしさを演出しました。
3-5. HALERU(株式会社大和)
「サステナブル」をテーマに、カタログギフトのブランディング、パッケージデザイン、専用サイト制作を手がけました。コンセプトは「大切な人の未来を想うギフト」。持続可能な社会に貢献しつつ、魅力的な世界観を創出しました。ターゲットは「サステナブルに興味はあるが、詳しくは知らない」層で、ギフトを通じて理解を深め、行動を促すことを目指しました。
カタログ名「HELERU(ハレル)」には、明るい未来を思い描くメッセージが込められています。カード型カタログは環境にやさしい素材を使い、シンプルで暖かみのあるデザインに仕上げました。専用WEBサイトもサステナブルな素材感を意識し、未来を感じさせるシンプルで洗練されたデザインを採用。商品選びの過程で、自然にサステナブルなライフスタイルに触れるコラムページも設けました。
4. よし、デザイン会社に外注するぞ!…どうやってやるの?

デザイン会社に外注するメリット、ご理解いただけましたか?
よし、依頼してみよう!と思ってくださった方、最初のステップはビジョンとニーズに合ったデザイン会社を選ぶことから始まります。
まずはその会社の実績をチェックしてみましょう。各会社、自慢の実績をwebサイトに掲載しています。好きなデザイン、いいと思った商品をデザインしていた会社から選ぶのもいいですよね。もちろん、「webサイト自体がなんか好み!」「親切そう」「雰囲気が合う気がする」…そんな感覚でも大丈夫。
でも、webデザインが専門の会社に、「箱、作ってください!」と言ってもあまりうまくいかないかもしれません。専門分野が御社の業界やブランドに適しているかどうかだけは、チェックしておく必要がありそうです。
感じのいい会社を見かけたらとりあえず「お問い合わせ」してみましょう。その受け答えや打ち合わせで相性がわかりますよ◎
〈デザイン依頼から納品まで〉パッケージデザイン制作のワークフローまとめ













