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とっておきたくなる、ギフトカタログのデザインとは?商品を選んだあとは、本棚へ。

- 事例

引き出物などに人気のギフトカタログですが、選び終えたあと冊子は捨てられてしまうことが多いものです。しかしT3デザインが手がけた今回のギフトカタログは、「役目を終えた後も本棚にしまっておきたくなる」をコンセプトに作成。とっておきたくなるギフトカタログは、どのようにして出来上がったのか、解説していきます。

結婚式の引き出物などさまざまなお祝いでもらう機会が多いギフトカタログ。

商品を選んだあとに冊子は捨ててしまうという人がほとんどではないでしょうか?

しかし、

「とっておきたくなるカタログがあってもよいのでは?」

「デザインや企画内容でもっと読みごたえあるギフトカタログが作れるのでは?」

そんな発想のもと、T3デザインはギフトカタログの企画・制作を手がけている株式会社大和よりご依頼いただいた、ギフトカタログ「沙羅」の表紙と特集ページのエディトリアルデザインをさせていただきました。

1.目指したのは、捨てないで取っておきたくなるギフトカタログ

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通常、商品の選びやすさに重点を置くギフトカタログ。しかし、今回試みたのは、「役割を終えた後も捨てないで取っておきたくなるギフトカタログ」。企画内容とエディトリアルデザインに工夫を凝らし、たくさんのこだわりを詰め込みました。

谷川俊太郎氏に書き下ろしいただいた詩、妥協せずに撮影した写真、三谷純氏に作品提供いただいた造形物など、素材にとことんこだわった結果、選び終わった後も冊子をとっておきたくなるギフトカタログができあがりました。

クライアントから与えられたテーマは「森羅万象」。いつの時代も変わらない価値を持つ自然の風景、「森」「土」「海」「光」に商品の価値を重ねて、ページを構成しました。

随所に盛り込んだ「取っておきたくなる」こだわりポイントを、さっそくご紹介させて頂きます。

2.1.詩集として、取っておきたくなる


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詩と写真にとことんこだわった今回のギフトカタログ。なんと、このカタログのためだけに、「森」、「土」、「海」、「光」をテーマに、谷川俊太郎氏に4つの詩を書き下ろしていただきました!

カタログとしての役割を終えても、「谷川俊太郎の詩集」としてとっておきたくなる、全く新しい価値をつくりました。

谷川俊太郎

1931年東京生まれ。詩人。

1952年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。 1962年「月火水木金土日の歌」で第四回日本レコード大賞作詞賞、火水木金土日の歌」で第四回日本レコード大賞作詞賞、1982年『日々の地図』で第34回読売文学賞、 1993年『世間知ラズ』で第1回萩原朔太郎賞、 2010年『トロムソコラージュ』で第1回鮎川信夫賞など、受賞・著書多数。詩作のほか、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表。 近年では、詩を釣るiPhoneアプリ『谷川』や、 郵便で詩を送る『ポエメール』など、 詩の可能性を広げる新たな試みにも挑戦している。

2.2.とことんこだわった美しい写真

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商品を「森」、「土」、「海」、「光」のカテゴリに分け、存在感のある自然の写真を配置しました。たとえ火の中、水の中…。鹿児島県・霧島神宮境内の森の奥地や、青島の鬼の洗濯岩など、あらゆるところを歩き回り最適な場所で撮影しました。スタジオでも岩塩、スレート、土間、レンガなど、さまざまな素材を使い「森・土・海・光」を表現。ライティングや素材感に、とことんこだわっています。


森の奥地のキノコの上で、魂の撮影(左)。通行人に見られてもなんのその、良い写真のために

とことんこだわりました(中)。今にも流されそうな、こんなキワでもふんばって撮影しました(右)。

写真と詩だけを配置することで、ページを眺めて詩を読み、ぼんやりと思いを馳せる世界観をつくりました。

2.3.作品として魅せる表紙

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今回のギフトカタログ「沙羅」は13コースの種類があり、そのコースごとに13種類の表紙を作成しました。

表紙は紙の造形物を美しい陰影を持たせて撮影し、ダイナミックにレイアウト。造形物のいくつかは、筑波大学大学院システム情報系情報工学域教授の三谷純氏に作品提供していただきました。

表紙はもちろん背表紙の装丁にもこだわりました。渋みのあるカラーリングは、全色集めて本棚に並べておきたくなるほどです。

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三谷 純

筑波大学システム情報系 教授。

1975年 静岡県生まれ。2004年, 東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。理化学研究所研究員を経て2005年より筑波大学に勤務。 主な研究テーマは形状モデリング、計算幾何学、計算折紙、デジタルファブリケーションなど。日本折紙学会評議員、日本図学会、情報処理学会など正会員。主な著書に「ふしぎな 球体・立体折紙(二見書房)」「立体折り紙アート(日本評論社)」などがある。

3.まとめ

今回ご紹介したギフトカタログの他にも、形状に個性を出してギフト感を出した、株式会社ロフトのギフトカタログウェディング向けのギフトカタログなど、多数のエディトリアルデザイン実績があります。どれも企画から制作までを一貫してお受けしています。

ギフトカタログや冊子のデザインに迷ったら、是非T3デザインにお気軽にご相談ください。

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