1. プロジェクトの背景
ADACHI MAKERS MARKET
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しんきん地域創生ネットワーク様が運営する、展示・販売イベント、そのメインビジュアルの制作を担当しました。
会場は、国内外の観光客やビジネスパーソンが行き交う東京駅にあるカフェ。ターゲットは、東京駅という立地特有の国籍や年齢を問わない多様な来街者です。現代のSNS・デジタル社会では、人々は無意識に大量の情報をスルーしてしまいます。そこで、あえて要素を絞り込み、「余白・大胆なタイポグラフィ・コントラストの強い配色」を駆使したデザインを採用。
視認性を極限まで高めることで、雑踏の中でも足を止めさせ、プロダクトの「本質的な価値」と「確かな品質」を、言葉の壁を超えて直感的に印象付けることを目指しました。
ポスターデザイン/キービジュアルデザイン/グラフィックデザイン
2. 課題とそのアプローチ
多様な人々が交差する東京駅で、足を止めてもらいたい
世界中から多種多様な背景を持つ人々が集まる東京駅において、いかにして自分事として捉えてもらい、興味を喚起させるかが大きな課題でした。
単に情報を羅列するのではなく、直感的に認識できるビジュアルへと変換。雑踏の中でも一瞬で視界に飛び込み、かつ「何かが行われている」という期待感を抱かせるアイキャッチ力の高い表現を模索しました。
個性的なタイポグラフィと配色で「期待感」を描き出す
「モノづくりの街」のエネルギーを表現するため、心躍るような鮮やかな配色と、独自の形状を持つタイポグラフィを組み合わせたアプローチを採用しました。
伝統的な技術紹介にありがちな堅苦しさをあえて払拭し、モダンで個性的なかたちを追求することで、視覚的なインパクトを最大化。「かっこいい」「おもしろそう」というポジティブな感情をフックに、職人たちの確かな技術を今の時代の感性にフィットする形で提示しました。
3. デザインのポイント
「ADACHI」という5つのアルファベットを単なる文字列としてではなく、それぞれが多様な魅力を象徴する「個別のアイコン」として再構築しました。一文字ごとに異なるカラーやフォルムを大胆に与えることで、多面性を視覚的に表現しています。
ポスター全体には、これらの個性が響き合うダイナミックなグラフィックを配置。要素を絞ったシンプルで力強い構成でありながら、配色の妙によって「今、ここで何かが始まっている」というワクワクするようなポップな高揚感を演出しました。整然とした東京駅の風景の中に、あえて異質なエネルギーを放つビジュアルを投入することで、言葉の壁を超え、直感的に「面白さ」に触れてもらうための接点をつくりだしています。