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うつしくてオモシロイ!鉱物のセカイ〜その2〜

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こんにちは!デザイナーのマキです。前回の鉱物ブログ、 「きっとみんな鉱物の記事なんて読まないでしょう~♩」とか思いながら好き勝手に書いてたら、なぜかみなさん読んでくれたらしく(?)第二弾のリクエストをいただきました。ありがとうございます!

一体誰が・・アクセスを・・???(疑問)

もしかしてみんな鉱物に興味をもってくれちゃいました…?!(ポジティブ)
まだまだたくさんおもしろい石はたくさんあるのでご紹介しちゃいます!

1. まだまだあるぞ!オモシロイ石たち!

1.1 バイカラーがキュート! トルマリン

トルマリン
引用元(左):トルマリンの原石 引用元(右):カットしたトルマリン

さて、今回はキレイな石の紹介から!トルマリンという石を知っていますか?宝石などでもとっても美しく人気のある石です。この石の特徴は立柱の結晶をなすところ&カラフルな色でバイカラーなどになったりするところ。バイカラーの石はとても人気があります。カットするとグラデーションがよりかわいいですね!

ウォーターメロントルマリン
▲このタイプはウォーターメロントルマリンという種類。断面はこんなかんじ!内側が赤くて外側が緑で、名前の通りスイカみたい!
引用元:ウォーターメロントルマリン(断面図)

1.2 石なのに光る?!蛍光鉱物 フローライト

フローライト
▲左からブラックフォレスト、イエローフローライト 、グリーンフローライト
引用元(左):ブラック・フォレスト 引用元(中):イエローフローライト 引用元(右):グリーンフローライト

キレイな石たちが光ったら夢のようではありませんか?なんと夢じゃないんです!なんと石の中には光るものがあります。鉱物の中でも光る石を「蛍光鉱物」といいます。蛍光鉱物で初めに見つかったのがこのフローライト(蛍石)という石。有名なのでもしかしたら名前を聞いたことがある方もいるかもしれません。

産地によって土の成分が違うことから、緑、ピンク、青、黄色など様々な色のものがでてくるのも魅力のひとつ!個人的に好きなのは左のドイツ産のブラック・フォレスト(黒い森)と呼ばれる深い青色をしたものです。蛍光鉱物は他にもたくさん種類があります。方解石(ピンク)、ウラン石(黄緑)、灰重石(青)などなど。石の種類によって様々な色に光って表情を見せてくれるところがおもしろい!

光るフローライト
▲左はブラックライトを当てたフローライト。右はその他の蛍光鉱物。石の種類によって光る色は様々!紫外線に当たって光るものが蛍光鉱物と呼ばれます。
引用元(左):暗闇で光るフローライト 引用元(右):暗闇で光る様々な鉱物たち

1.3 きれいな石にも毒がある?! 胆礬・辰砂

フローライト
引用元(左):胆礬 引用元(右):辰砂

綺麗なバラには棘がある、美しいものには毒がある!そんな言葉があるように、なんとこんなキレイな石にも毒があるものがあるんです!代表的なものは、胆礬(たんばん)や辰砂(しんしゃ)など。

よく昔の画家は絵具をなめて……。という話をききませんか?こういった毒のある石は、その昔、絵の具などに使われていました。カドミウムイエローの「カドミウム」、コバルトブルーのなどもそういった鉱物の一種。(今は名前だけのことが多いです)

この赤い辰砂という石は別名「賢者の石」といいます。鋼の錬金術師や宝石の国にでてくることでも有名ですね!ファンタジーだけどファンタジーじゃない!ちなみにこの赤い石は水銀の原料になります!キケン〜・・!

1.4 まるで流れ星のよう! スコレス沸石

スコレス沸石
引用元(左):スコレス沸石1 引用元(右):スコレス沸石2

こちらのトゲトゲした結晶は名をスコレス沸石といいます。放射状の結晶がとてもかわいらしい!この石は放射状に針のように結晶していくのが特徴です。一部が放射状になった結晶はまるで流れ星のようです。こんな結晶が土の中から出てくるなんて、とっても不思議・・!

2. 興味がわいたら石の旅にでてみよう!

石っておもしろいな〜ヘンだな〜!と興味がわいたら博物館や展示などに行ってみるのもおもしろいですよ!鉱物沼にようこそ♫
私は今年は国立科学博物館の年パスを買います。

2.1 奇石博物館(静岡)

奇石博物館

奇石博物館屋内
引用元(上・右下):奇石博物館・ゲーム作品にでてくる石の展示 引用元(左下):宝石わくわく広場

写真右脇の恐竜がいい味を出しているこちらの博物館、石好きなら一度は行ってみたい(?)、その名も奇石博物館。

奇石とは「普通とはちょっと違った奇妙な石」という意味で(ジョジョの石仮面ではない)、初めての人が見て、不思議さや感動を感じさせてくれる石たちを集めた展示だそうです!実際に宝石を探す宝探しのワークショップや、漫画やゲームやアニメにでてくる実際の石なんかも展示がしてあって、ちょっとユニークな博物館です。行ってみたいー!

2.2 石と賢治のミュージアム&童話村(岩手)

奇石博物館
▲宮沢賢治の世界をイメージしたライトアップはとっても幻想的!館内はお話にまつわる鉱物が展示してあります。
引用元:思わず写真に撮りたくなる「絶景」スポット15選!

銀河鉄道の夜で有名な童話作家・宮沢賢治と鉱物にまつわる展示が見られるこちらは、岩手にある石と賢治のミュージアム&童話村。

宮沢賢治は鉱物が好きなことでも有名!地元では「石っこケンさん」とも呼ばれていました。岩手はそんな彼の出身地。彼の物語や、作品に出てくる鉱物のミュージアムがたくさんあります。石と賢治のミュージアムの近くの童話村という場所もおすすめで、銀河鉄道の夜をイメージしたライトアップは絶景スポットとしても有名です。

こちらは以前家族旅行でいったのですがとても楽しかったのでおすすめです!わくわくしてたので、自分で旅のしおりを作っちゃたりもしました!初めての人でも家族でも楽しめるので機会があったらぜひ行ってみてください。

奇石博物館
▲自作した旅のしおり。(小学生の遠足の折本みたい)

2.3 文学のなかにも鉱物はたくさん!

先ほどあげた「銀河鉄道の夜」で有名な宮沢賢治は、想像以上にと〜っても鉱物マニア!彼が生まれた岩手は様々な鉱物が採れる複雑な地質の土地でした。人生の中で地質学に深く関わり、その知識を村の人たちに教える先生でもあり、農業に貢献した人でもありました。

地質学、鉱物、天文学に長けた人で、自分の大好きな鉱物や天文学をお話にしたのが、彼の文学作品です。

十力の金剛石1
引用元:宮沢賢治「十力の金剛石」より

すごい!こんな短い文章の中でも鉱物がこんなに出てくる…!和名で書いてあるのでちょっと難しいですね。わかりやすい名前に変換してルビをふってみましょう。

十力の金剛石2
引用元:宮沢賢治「十力の金剛石」より

いかがですか!ダイヤモンドやアメジストなど、いくつか皆さんも知っているものがあるのではないでしょうか?ぜひ、どんな石か検索してみて、自分の中の物語の景色を想像してみてくださいね!

ざっくりと、何となくこんな色かな?と石の色をイメージして絵を描いてみました。

十力の金剛石イメージ

3. 都内で鉱物を買える・楽しめるお店

3.1 鉱物Bar

鉱物Bar
引用元:鉱物Bar

綺麗な鉱物にひかれたあなたにはこちらの鉱物Barはいかが?毎年期間限定で行われていたのですが、昨年から吉祥寺に実店舗ができました。鉱物をイメージしたドリンクやデザートなどを食べることができます。理科実験のガラス道具が食器として出てくるのもステキ!鉱物の購入もできるみたいです。

3.2 cafe saya きらら舎

afe saya きらら舎
引用元(左):cafe saya きらら舎 引用元(右):ルーチカ

ビスマス人工結晶づくりや、蛍石の八面体割り、クラゲの観察と配布、ウニの受精発生実験、天気管や結晶生成管づくりなども体験できるカフェ!土曜日のみ・予約必須。 こちらのオーナーがやっている鉱物学、植物学、生物学など「博物学」をモチーフにしたユニットのブランド「ルーチカ」のグッズや書籍も可愛いです。 午後5時からは理科室カフェとして鉱物以外にも様々なワークショップも楽しめます。

3.3 道具屋 nobori

こちらは古き良き道具を取り扱う道具屋さん。今年の4月から鉱物のお取り扱いがはじまりました。こちらは蔵前まわりを中心にお店を展開している、from afar、菓子屋シノノメなどの系列店になります。食器やグラス、鉱物も素敵なものが置いてあり、魅力的なお店です!

4. まとめ

いかがでしたか?。
鉱物のことちょっと好きになった・気になったと思ってもらえたら嬉しいです!鉱物は人の手が加わっていない、元素たちが集まった地球が作り上げた自然のアート。元素1つ1つが上手に組み合わさって、長い年月をかけて規則性のある美しい造形になるのはとても凄いことだし神秘的です。美術館を楽しむみたいに、自然が何万年もかけて作り上げたアートを楽しむのもとっても楽しいですよ!自然科学は美しくておもしろい!興味ができたら、ぜひ調べてみてくださいね♫

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