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クライアントインタビュー vol.1 -日清食品株式会社 様 編-

2017/07/04

日清食品が手がける健康食品ブランド
“日清食品ウェルネス”誕生。

T3デザインが行っている実績公開。T3デザイン側だけの思いだけでなく、クライアントの声もお届けできたら・・・そんな思いでスタートした新企画“クライアントインタビュー”。記念すべき第一回目は、健康食品ブランド「日清食品ウェルネス」のブランドサイトをT3デザインで制作させて頂いた日清食品様。マーケティング部ご担当者様にご登場頂き、あれこれとお話しを聞かせて頂きました。

T3デザイン(以下T3D)この度はT3デザインにて日清食品ウェルネスのブランドサイトを制作させて頂き、ありがとうございました。突然のインタビュー企画のご依頼にも快諾頂きましてありがとうございます。いろいろと案件への思いや制作裏話などを聞かせて頂ければ、と思います。

日清食品様(以下NSS)はい、よろしくお願いします。

インタビューのお申し出に快く応じてくれた日清食品株式会社様。受付ではチキンラーメンの時計がお出迎え。

企業ロゴのイメージカラーを変更

T3D御社のCMやキャンペーン施策などの印象として、やんちゃというか“はっちゃけている”というのが世間のイメージとしてあると思うんですけど、今回の日清食品ウェルネスに関しては、まるで真逆の打ち出し方というのがとても印象的でして。さらに日本人ならば誰でも見たことのある御社のロゴのカラーまで変えるという・・・結構衝撃的な・・・。過去にロゴのカラーを変えたことって今までにあったんですか?

NSSいえ、カラー変更は基本的にNGだったので今回が初めてですね。

見慣れたこのロゴマーク、食を楽しむ人の“口元” “笑顔” になぞらえて“リップマーク”と呼ばれているそう。今回、カラーチェンジが行われ鮮やかな緑のリップマークが誕生。

T3Dなので結構思い切った試みというか、日清食品ウェルネスは御社としても思い切った事業なのかな?と思ったんですが実際はいかがですか?

NSSコーポレートマークをベースとして使っているのですが、位置付けとしては「日清食品株式会社の健康食品ブランド、日清食品ウェルネス」なんです。
「日清食品ウェルネス株式会社」とか「日清食品ウェルネス事業部」 ではないんですよ。“健康食品ブランド” という位置付けになっています。だから、緑のリップマークはブランドロゴになります。

T3D今回、ロゴの色を変更するというのはどういった経緯でそこまでやっちゃおうってなったんでしょうか?

NSSロゴの形から食を楽しむ人の“口元” “笑顔” になぞらえてリップマークと呼んでいます。皆さん日清食品のリップマークには色々なイメージがあると思いますが、安全安心を追求するという意味も込められています。健康食品ブランドを展開する際に、その要素を維持しつつ健康的な要素をより一層強く打ち出したいと思い、緑色を選びました。

T3D日清食品という根幹はしっかりと残しつつ、展開をしていこうということでロゴのカラーを変えたと。

NSSはい。あくまで日清食品である事と、新しいチャレンジである事の2つを伝えたかったんです。ロゴも最初はもっといろんな形を検討したんですが、やっぱり日清食品っていったらリップマークだよね、となりまして。色々やった結果、1 周まわって帰ってきた感じです( 笑)

カップ麺も健康食品も全ては“食”である

T3D御社といえばインスタントラーメンというイメージだと思うんですけど、新たに健康食品に力を入れて展開するというのがすごく面白いなと思いまして。

NSS弊社には4つの企業理念があり、その一つに“美健賢食” があります。「美しく健康なカラダは賢い食生活から」という内容です。
人々の健康の課題として「健康寿命の延伸」が注目されており、弊社も企業理念の下にその課題解決に役立つ研究に取り組んでいます。健康寿命というと年齢を重ねてから気をつけるものだと考えられがちなのですが、若い時からの積み重ねが大切だと考えています。
年齢を問わず、日々の生活の一部である「食」の面からサポートをする事で、健康寿命の延伸に貢献したいという思いがあります。

Webサイトでも大きく掲げられている“美健賢食”という企業理念。日清食品ウェルネスが最も大事にしている考え方。

日清食品の揺るがぬ理念

T3D制作させていただいたWebサイトでも美健賢食で1ページ設けてありますし、かなり大事なところだと思うのですが、この美健賢食っていうのは創業当時からあるようなものなんでしょうか?

NSSそうですね、創業者精神なんです。その為、美健賢食は日清食品の考え方の根幹ですね。日清食品には4 つの企業理念があります。その中でも、健康食品を展開する上で美健賢食をという理念を大切にしています。

T3D以前テレビ番組で見たことがあるんですが、戦後の食糧難で食の大事さを実感し、そこからチキンラーメン誕生に発展していったと・・・

NSSそれが食足世平という考え方です。お腹を空かせて疲れ切った人々が闇市のラーメンの行列に並ぶのをみて、「あれをもっと手軽に簡単に食べられるようにして、皆のお腹を満たして幸せにできないか」ということから研究がスタートしてインスタントラーメンになりました。

T3D一番最初のきっかけは「みんなが食べられるように」。そこから発展して今、食で健康をサポートする日清食品ウェルネス。揺らいでいないですね。

日清食品ウェルネスとして展開する商品

T3Dそういった流れで立ち上がった日清食品ウェルネスなんですが、現時点でいくつかの商品が出ています。日清食品ウェルネスブランドとして展開する商品については、統一したコンセプトや大事にしていることってどういったことなのでしょうか?

NSS日清食品ウェルネスならではといえる「+αの価値」を大切にしています。日清食品独自の乳酸菌原料を使用したアレルライトや、DHA&EPA にケルセチンをプラスするなど独自性のある商品を出しています。

T3Dなるほど、なるほど、日清食品ウェルネスは新しい提案へのチャレンジを続けていくという事ですね。

T3デザインとのお仕事について

取材に同行したT3Dスタッフここまでお聞かせ頂いた内容を踏まえてなのですが、今回弊社で日清食品ウェルネスのブランドサイトを制作させて頂いた際に、重きを置いた点、例えば企業理念は必ず伝えたいなどの、秘話があったらお聞かせ頂きたいです。

T3D最初に日清食品様からご要望があったのは、「みんなが知っている日清食品じゃない面を出したい」という点でした。CMで小林幸子さんが本社ビルを破壊したり、ビートたけしさんが暴れまわったりとか、そういった面ももちろん日清食品なんですが、今回は今まではあまり表に出さなかった面を見せていきたいっていうお話し頂きましたよね。日清食品の2面性というか真面目な部分を見せたいという、そこのバランス感覚についてはかなり綿密にお打ち合わせをさせて頂きました。

NSSなのでいくつかのデザインパターンをご提示頂きつつ、最終的にはうまく2 面性を表現できたと思います。

当初のデザインアイデアのうちのひとつ。お互いに意見を交換しながら最終的に現在のデザインに決定。

取材に同行したT3Dスタッフご要望通り真面目な日清食品様を見せられましたか?

T3D一番怖い質問だ(笑)

NSSそうですね。弊社には、商品の研究開発をする「グローバルイノベーション研究センター」と食品の品質や安全を研究している「グローバル食品安全研究所」があります。これらの研究所で、最新の商品の開発、品質の研究をしているという信頼感を表現してもらえたと思っています。また、食品としての身近さや生活感も表現して頂けたと思っています。真面目で、優しい人の様な温度感の表現ですね。

T3Dおぉ~・・・。

NSS日清食品は、製薬会社ではなく食品会社です。食品と薬は役割が異なります。生活の一部である「食」でみなさんの健康をサポートをしたいと考えています。そこの違いをうまく出して頂いたと思います。

T3Dいいお話が聞けました(笑)私としても、御社の商品を子供の頃から食べていますし、そういった企業とお仕事をさせて頂いて、非常に楽しい案件でした。今後とも何卒よろしくお願いします。今日はお時間頂きましてありがとうございました。

NSSありがとうございました。

今回のクライアント

日清食品株式会社 様

日清食品は1958 年、世界初のインスタントラーメン“チキンラーメン”、1971 年、世界初のカップめん“カップヌードル” を発明したインスタントラーメンのパイオニアです。現在ではインスタントラーメンだけではなく、様々な分野の食品事業を展開しています。日清食品グループでは、乳酸菌飲料の「ピルクル」でおなじみの『日清ヨーク』や、ビスケットの「ココナッツサブレ」やシリアルの「ごろっとグラノーラ」で親しまれている『日清シスコ』など、麺だけでなく幅広い商品を展開しています。